2001年11月20日火曜日 23:59送信
みなさん、こんちには。
日曜の夜(でしたっけ?)流星群が見られたとかで、日本では大騒ぎだったようですね。中国でもニュースでやっていたそうです。夜、星がたくさん見られたそうです。
残念ながら、次の日、知ってしまいました。ショックです…。見たかったな〜。
では、好評の(??)カルチャーショック第2弾、いってみましょう!!
カルチャーショック!
〜騙されシリーズ〜
その1 一歩で壊れる靴って…。
露天市場で革靴を買いました。いや、多分合皮ですね。値切った挙げ句、「そこは慎重に」と思い、試着もちゃんとしました。
学校の先生に30元(400円くらい)で靴を買ったと自慢をしたら、みんなも「なかなか買い物がうまくなった!」と誉めてくれました。
みんなに勧められるなか靴を履いて、ブーツのファスナーを締め、一歩歩いたその時、『ピーッ』という悲しげな音ともに、ファスナーが下から割れた…。買い物上手のわたしの面子は?
その2 バイクタクシーでぼったくりに
瀋陽駅から友達の家に行くとき、タクシーに乗ろうと思ったら、バイクの後ろに箱をつけたタクシー(バイクタクシー(仮)としましょう。)のおじさんが、「これで行くと安いよ!」と声をかけてきた。
乗り心地は最悪。北寧でも愛用しているバイクタクシーだが、こんな都会で長い距離乗るのは…。振動がすごくて何回も頭を天井にぶつけた。しかも外気がバンバン入って寒い。
しかも、最後「8元」の約束が「10元」に…。まあ、たった2元(30円)の差だったけど、騙されることが悔しくて反抗!!詰め寄ると、「俺だって、こんな寒い中走ってるんだよ!」だって。それが仕事やろ!!٩(๑`^´๑)۶ プンプン
〜食シリーズ〜
その1 どんどん皿の中に入れられる…。
中国の友達の家でご馳走になるとき、いつもみんな、わたしの皿の中にお勧めのものを入れてくれる。みんなから見て美味しいと思われるものを山盛りに。
自分で食べるから、と最初は思っていたけど、食いしん坊のわたしにとって、これはなかなか気に入ってる習慣でもある!
その2 自分がビールやお酒を一口飲みたいときは、みんなに勧めてから一緒に飲む。
これまた、中国人の友達の家に遊びに行ったとき、その友達の友人も偶然来た。わたしたちは初対面だけど、いっしょに食事をすることに。家飲みでそういうことは日本ではあんまりないですよね。
勝手に自分でビールを飲んでいると、「それは礼儀がない!」とお叱りを受けた。わたしは???だったのですが、中国では、自分が飲みたいときは「さあ、一口飲みましょう」とか「干杯(最後まで飲む)しましょう」と人と勧めて飲むそうです。この習慣もなかなか気に入っています。
ですが、落とし穴も…。飲めなくなっても「さあ一口」と言われると飲まなきゃいけないんですよね。しかも飲み終わるとすぐ注ぐすぐ注ぐ。友達がちょっと目を離した隙に、友達のグラスに自分のビールを入れるという、『荒業?』もお陰で身につけました!笑
〜その他〜
その1 マンホールに蓋がない!
道をぶらっと歩いていると、おっとマンホールに蓋がないではありませんか!!危ないだろう!学校に帰って先生に話すと、「ああ、あそこね。前に学生が落ちて歯を折ったんだよ。怖いね!」…怖いねって…怖いから、早く蓋をしようよ!
その2 仕事の効率は?仕事っていえるのか?
置物状態になっていたテレビがやっとついた。電信局の人に来てもらい、線をつけてもらったのである。待つこと3ヶ月。ついについたんだが…。
線をつけに来たのは7人。何でこんなに大勢で?と思ったら、案の定働いてるのは1人。後の人はタバコを吸ったり、おしゃべりしたり、わたしのアルバムを勝手に見たり、いろいろ。しかも酒臭い。
20分でテレビがついた。「じゃあな!」と言って7人の電信局の人は帰って行った。このために3ヶ月待ったのか…。ちょっと唖然とした…。( ゚д゚)ポカーン
その3 痰を吐きすぎ!!
友達の勤める病院に行ったとき、廊下にちょっとした壺が感覚を空けて置かれていた。それは痰壺だそうだ。本場ではカーッという音といい、痰を飛ばす距離といい、勢いといい、なかなか真似のできないものだ。
この前、授業で「町をきれいにしよう」という題で学生に作文を書かせた。その時、学生は作文の中で「町をきれいにするために、必ずゴミをゴミ箱に捨てます。それだけではなく、ゴミを再利用したりして、減らす努力をしていきます」「ボランティア活動をして町からゴミをなくします」
などとなかなかナイスなことを書いていた。が、しかし、授業中、カーッと痰を吐いていた。おいおい…町をきれいにしようよ…。
その4 教えてくれる単語も中国っぽい?!
学校の職員室で、ときどき先生方がわたしに中国語の言葉を教えてくれる。でもそんな言葉というのは…「賄賂を贈る」とか「裏から手をまわす」とか「面の皮が厚い」とか「なまけもの」とか。
そんなのいつ使うんですか?って思ってたんですが…。結構、使える単語かも?実際、時々その単語を使わせて頂いています。これは中国で必要な単語?
今日はここまでにします。また第3弾をお楽しみに。注意)あくまでこれは私の主観ですし、中国全体がそうだというのではありません。良いとか悪いとかは、言えないものです。
日本語学校で教えていたときに、学生が「日本人は冷たい。表と裏があるような気がする」「日本人はよく愛想笑いをする」「日本人はどうしてうなずくの?」と言っていたのを思い出しました。
わたしたちが当たり前だと思っている日本社会も外国人にとっては、時に滑稽に映っったり、不快に映ったりしているかもしれませんね。世界はいろいろあっておもしろいですね!!
では、みなさま、お体に気をつけてくださいね。